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妄想の神さまっ♪
第11章 死なないで!
卒業式の次の日。
私はひとりで南桃山駅の繁華街へショッピングに出かけた。
4月からのひとり暮らしのために、いろいろと物が要るのだ。
ひとりと言っても、ひとりじゃないけど・・・
私にはオッサンが憑いている。
東桃山駅から南桃山駅まで、電車で1駅10分の距離。
電車の中で、オッサンが網棚の上で寝そべっている。
オッサンの定位置だ。
車内や南桃山駅で冴木さんが巡回していないか、ほのかな期待を寄せる。
もうすぐ桃山市を離れるので、その前にもう一度会いたい。
会ってどうするってわけじゃないけど・・・
『冴木はロクでも無いヤツじゃ。 想いを寄せるのはやめるんじゃ』
網棚の上からオッサンが語りかける。
〜うるさい! ヤキモチ焼きの神さまなんて見苦しいぞ!〜
私はひとりで南桃山駅の繁華街へショッピングに出かけた。
4月からのひとり暮らしのために、いろいろと物が要るのだ。
ひとりと言っても、ひとりじゃないけど・・・
私にはオッサンが憑いている。
東桃山駅から南桃山駅まで、電車で1駅10分の距離。
電車の中で、オッサンが網棚の上で寝そべっている。
オッサンの定位置だ。
車内や南桃山駅で冴木さんが巡回していないか、ほのかな期待を寄せる。
もうすぐ桃山市を離れるので、その前にもう一度会いたい。
会ってどうするってわけじゃないけど・・・
『冴木はロクでも無いヤツじゃ。 想いを寄せるのはやめるんじゃ』
網棚の上からオッサンが語りかける。
〜うるさい! ヤキモチ焼きの神さまなんて見苦しいぞ!〜