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第6章 ラブホテルで事情聴取

私が目を開けると･･･
冴木さんはベッドサイドに座っている。

そして頭を抱えている。

「僕は･･･何ということをしてしまったんだ･･･」
冴木さんはつぶやいた。

「どうしました？」
私は脳天気に尋ねる。

「刑事である僕が･･･女子高生をラブホテルに連れ込んで･･･いかがわしい事をしてしまった･･･。　僕は刑事失格･･･犯罪者だ･･･。　千鶴ちゃん･･･こんなことをして申し訳ない･･･。　僕はこれから自首する･･･」


私の妄想の実現が終わり、冴木さんは素に戻ったんだ･･･。
真面目な刑事である冴木さんに戻ったんだ･･･。

冴木さんは、なし崩しにセックスをしちゃうような人じゃないんだ･･･。

大変なことになった。