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第7章 禁欲の日々

オッサンはどこにでも付いてくる。

帰宅してシャワーを浴びるときも、付いてきた。

脱衣場で服を脱いでいると、オッサンの舐め回すような視線を感じる。

嫌なんだけど、ちょっと疼いてしまう。
露出性癖があることをハッキリと自覚した。

『千鶴はスケベじゃのう』
オッサンが悦んでいる。

私の心はオッサンに読まれる。
恥ずかしい。


オッサンと私の間で、いろんな約束も決めた。

一番大事な約束は･･･ウ○チのときにはトイレに付いてこない！！

ウ○チだけは絶対に見られたくない。


こんな生活を１年間続けなければならないかと思うと、ため息が出る。

妄想神はひとたび人に取り憑くと、１年間はその人から離れることが出来ないらしい。