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弓月 舞 after story 集
第2章 初詣に行きましょうか
「神サマの力なんて借りなくても、俺が必ず叶えてあげるよ。どんな手を使ってでも…──」
「…ッ 危ない…やつ…」
「…当然でしょ?ほら…だからさ、教えてよ」
じゃないと、ここでキスするよ?
耳許で、声色を変えて零が囁く──。
「──…君は何を願ったの?」
「…私は…っ…だから、…//」
「……」
「…これからも…ッ、…し、篠田…と、一緒に」
「──クスッ‥」
‥‥チュッ
「──…任せなよ。
俺が叶えてあげる……絶対、に…」
顔を赤くして俯いた茜
「今年も、ヨロシク……ネ 、…茜さん」
たたみかけるかのように
零は彼女の頬に唇を寄せた───。
『 初詣に行きましょうか 』完
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