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鏡の中から…
第6章 変化
期待してたのに…
その夜は疲れた夏海が爆眠
雅龍は…
「え?嘘…愛を確かめ合うのではないのか?」と想ったが…
疲れきって眠る夏海を起こす訳にも行かず…
じっと我慢の子で
寝た
以来…進展はない
夏海を抱き締めて…
雅龍は眠る
少し触って…夏海に怒られて
眠りにつく…毎日
中々と…夏海のガードは固かった
だが雅龍は、夏海の胸のうちを知らない
許さない…
のではなくて
経験がないから…
どうして良いか解らなくて
拒んでいるのを…
雅龍は…
知らなかった
「んとに、女心が解らないんだからぁ~」
夏海の心の叫びが…
虚しく消えていった