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鏡の中から…
第14章 またね


完成する日を…

夢見て夏海は遺す

子供達にしてやれる事など…

もうないのかも知れない

それでも、夏海は何かを遺したくて

日々…それだけの為に

命を削り…

遺す作業に明け暮れた

錬金術 写し鏡

夏海は子供達に…鏡を遺す事にした

嫌…

子供達を何時も…

見守る為に…

鏡を作る事にした

と、言った方が正しいのか…


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