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鏡の中から…
第3章 紹介
「その力…コントロール出来てるのか?」
雅龍が夏海に問う
「一応な!コントロール出来なかったら…
あんたなんて吹き飛ばすわ!
瓦で…終わる筈なんてないじゃない!」
雅龍は…ほほう…と楽しそうに感心した
「一緒に寝てあげるけど、手は出さないでよ!」
「触る…のは、よいか?」
「触る位ならな」
夏海は唇の端を吊り上げ皮肉に嗤う
「触る…以上なら…容赦はしない!」
自分を通り過ぎて誰かを見る様な奴に…
許す訳ないじゃん!
夏海は…そう思い
ベッドに入って…寝た
雅龍は、眠りに着いた夏海を何時までも見ていた
今まで見た…人種とは…違う
面白い
この子を知りたいと…思った
雅龍は、腕に抱き締め…人で言う眠りに着いた