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偽りの身の上〜身代わりの姫君〜
第7章 エピローグ
「あああっ、ダメっ、も、もういっちゃうううっ――!」
指を強く締めつけて、腰が痙攣した。ジンジンとする花弁からゆっくりと指を引き抜くと、恍惚に飛んだ私のワンピースをあっさりと脱がせて下着も取り払う。
ジバル様も手早く自分の服を脱いでしまうと、ぬっと太く立ち上がったものを私の入り口に擦りつけた。
「あっ、あ、あ……」
達したばかりだというのに体は貪欲にその大きく剛直なそれを欲しがって、侵入を求めてしまうが、彼はふと私の片足を横に持ち上げた。
「鏡を見てみろ」
「ン……、え」
そこには下の口をぱっくりと開いて、いきり勃つ肉棒の侵入を涎をたらし、だらしない顔で待ちわびる私の姿があった。
「あっや、いや……う、ああンッ」
羞恥か興奮か、その両方か。耳まで一気に熱くなり、足を降ろそうと身をよじったタイミングでズプズプとその凶悪な楔が侵入していく。
(あんなに太くて長いものが……私の膣内に挿入っていっちゃう……)
初めて見る自分の身に埋まっていくジバル様の熱に私の視線は釘付けになった。進んでいくたびに私の肉壁を押し拡げ、擦り上げてその独特な甘い満腹感に嬌声が上がる。
「はあ……、毎日しているのに、ミアのここは狭いな。すぐ達しそうだ」
ずっぷり深々と差し込んで、全てを咥えこんだら耳元で熱っぽい声が囁かれる。その吐息にすら感じて、私はまた自分がキュウッと締めつけたのが分かった。
「ッ……ふふ、そんなに欲しいのか」
「あンッ、ジ、バル、さまあっ」
腰がズンと動く。下から思いきり突き上げられるようにして私の最奥を容赦なく擦りあげて、私はすぐに立っていられなくなった。
「ああっ、あ、ああッ、ふ、深いッ、ああンンンッ」
「ミア……ッ、可愛い、はあ」
その腰に腕が周り、私の体を支える。彼の首に片手をまわせば、肩に、首に、口づけを落とされ甘く噛まれる。私はといえば下からの刺激と鏡に映った自分の痴態に興奮が止まらなかった。
「ああうッ、うう、ふううッ」