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第9章 First…

彼女が処女じゃないことだってなんとなくわかってる


男にはモテるし、男が喜ぶようなことを言ったり気を使ったり
するのもうまいなって思ったのはたしかだったし…


まぁそれで俺は今の彼女に惚れて一世一代の告白をして
まさかのOKだったんだから驚くよ




「とにかく！
お前の健闘を祈るよ！俺たちは！」



「とりあえず、サンキュー」



「報告待ってまーす！」





「うっせ！」






俺はこうして彼女の家に来た今でも


どうすればいいのかがわからないままただただ
時間が過ぎて行っている気がするんだ