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第14章 Hot courier

場所を確認するために注文履歴の残るパソコンに
目をやると、そこは前に綺麗なお姉さんに出会えた
マンションで、部屋番もそこだ




「よっしゃ、ラッキー♪」




俺は少ない刺激の中でこのお姉さんに会えること
だけを楽しみにピザを運んでいると言っても過言ではない！





「どうしたんだよ、なんか楽しそうじゃん」


「別に～」


「いい宅配場所だったのか？」



「まぁね♪」


「あんまりお客さんに立ち入るなよ～
俺たちはあくまでピザ配達するだけの仕事なんだ
あんまり仲良くなっちゃったりすんなよ？」



「へいへい」




先輩の注意なんてのもサラッとうまいこと
聞き流して俺はただそのマンションに行くために
小さな鏡で髪の毛をちょちょいと整えた