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捨て犬
第11章 なんで脱がされてんの?
その夜も
いつものように
2人でベットに入り
俺はエミを抱きしめて
目を閉じた



けど

俺は
まだエミが
恩返しみたいな気持ちで
俺とセックスしてたことが
ショックで

なかなか眠れなかった



甘えるような仕草

時々見せてたのにな…


あれはなんだったのかな


相手が
俺だからダメなのかな…




他のヤツなら



好きになるのかな…




なんか
不安ばっか襲ってきて
俺は全然眠れなかったけど
しばらくすると
エミは
寝息を立てはじめた


かわいいな

子供みてぇだ


細いし
ちっちぇし

あんま
しゃべんねーし



「・・ん・・」


スヤスヤと眠ってたと思ったら
エミはモゾモゾと動き始めた

起しちゃった?


苦しいのかと思い
エミを抱きしめる手を
少し緩めてやると

エミは
寝返りを打って
俺に背を向け

そして
ひざを抱えて
身体を丸めた



ちょっ…

耐えられね



今日は俺
それ見たくねぇ・・



俺は
そっと布団からはい出して
部屋の隅の窓のヘリに腰掛け
煙草に火をつけた


ゆっくりと
煙を吐き出しながら

少しだけ

窓を開けて外を眺める


別に
何でもよかった

俺に背を向けたエミを
視界に入れたくなかったんだ




今のエミを見たら…



泣きそうだから





あ……








もう、泣いてたわ




なんか


とまんねーわ…



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