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捨て犬
第12章 キス、してもい?
エミがドアを閉めると
俺は湯船に浸かったまま
下半身に手をのばした
ドアの向こうで
身体をふく
エミのシルエットをみながら
ゆっくりと手を上下に動かす
「…………っ…」
さっき
俺を誘惑するみたいに
目の前に見せた
エミの
小さな尻を思い出し
「………」
俺は
吐息さえも
我慢しながら扱きはじめた
ドアの向こうの
エミのシルエットが消えて
先端を親指で刺激すると
「っくっ……」
久しぶりの刺激に
頭が白くなった
あの小さな尻を
好きなだけ
揉みまくって
バックでやりてぇ
エミの声
聞きてぇ…
俺は
湯船から出て
椅子に座り
音をかき消すように
強めなシャワーを
肌にぶつけながら
妄想と刺激に没頭した
「っ……ぁ……」
けど
早く出さなきゃ
自分で
自分の弱いところをせめながら
急かすように
俺はのぼりつめる
ぁぁぁ・・・
も、いく
「……っん……っっ」
ハァ・・・
俺は
白い液が
シャワーでかき消されるのを
見つめていた
そして
もう
用のないシャワーを止めて
視線を落とし
残りを搾り出すように
握りしめた
ぁぁ・・
先端にできる
小さな溜まり
そして
それを眺める俺
何やってんだろ
俺は。