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捨て犬
第13章 聞かないで
「エミ
さっき、聞かないでって
・・言ったよな?」
「う、うん・・・
あ、あの・・カズマ?」
俺は
ゆっくりとエミの服を
脱がせていた
なんで脱がせてるのかって?
だって
勃ってるもん。
「気にしない気にしない
いーから、ほら
質問に答えて?」
布団の中
もうエミは
下着だけ
「・・うん、言った」
「どういう意味?」
エミの尻を撫でまわすと
俺の脳にスイッチが入った
「んっと・・
い、いやな時は
ちゃんと言うから
だから・・・
してもいい?とか
したい?とか・・
もう聞かないで」
「なんで?
聞いちゃダメ?」
「答えたくないから・・」
ブラを下にずらして
乳首に優しく触れると
エミの身体がピクリと
反応した
「いいよって言うのが
恥ずかしいのか?」
「・・ん・・」
「わかった」
『いいよ』の意味が
嫌じゃないから
なのか
俺がかわいそうだから
なのか
エミがしたいから
なのか
エミがして欲しいから
なのか
分からなかったけど
もう
どうでもいいと思った
恩返し的な
発想じゃないのなら
もういいやって。