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捨て犬
第14章 食べたい?
それから二人で風呂に入り
俺はエミの身体を
丁寧に洗ってやった


えっと

やらしい感情抜きで

いや、ほんとに。



エミは妙に
俺に甘えてきた


必ずどこかに
触れてたいみたいで
俺がエミから手をはなすと
エミが俺のどこかに
触れてきた


だから

頼んでもねぇのに
エミは俺の身体を
洗ってくれたりした


そして狭い浴槽で
二人で浸かると
俺は
エミを背中から抱きしめながら
色んな事を考えていた


多分
今日エミは精神的に
疲れたんだろうな


まるで
赤ちゃんが
母親にすがりつくように
俺にくっついてきて

不安や心の疲れを
癒そうとしてるんだと思う



俺は・・・


エミにとって

『愛する人』

じゃなく

母親のような
存在なのかもしれねーな・・・




俺を
愛して欲しい


恋人として
愛されたい


その気持ちに変わりはない


けどそれでも
今は


エミが
甘えてくれることだけで


俺は満足だった




俺なんかで
エミが
癒されるのなら



それで十分だと思った

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