この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
捨て犬
第15章 目、つむって・・・
「エミ
電気消してあるか?」
「・・・うん・・」
「目、つむって」
「・・はい・・」
「思い出して
俺が後ろからぎゅって
してるとこ」
「うん・・・」
「俺が、エミの髪に
顔をすりよせるとこ」
「・・・・・」
「エミの背中に
ぴったりくっついてるとこ」
「・・・・・」
「大丈夫だよ
明日には帰るから」
「・・うん・・」
「落ち着いたら
そのまま寝ちゃえよ」
「うん・・もっとお話して」
「あぁ。
俺が耳元で
タバコ吸ってるの思い出して」
「・・・・」
「時々
タバコの煙を吐いたあと
エミの耳にキスするよな・・俺
耳の上に
髪があるんだけど
その髪の上から
耳をさぐるのが
好きなんだよ
エミがパジャマになってたら
下着つけてねーから
胸さわんのもいい
バイト始めた日に
エミが振り向いて
俺に抱きついたろ?
俺さ
あん時
めちゃくちゃ
うれしかったんだぜ
ほんと
泣きそうなくらい・・・」
「・・・・・・・」
「エミ?」
微かに寝息が聞こえた
寝ちゃったか
最後の俺の告白は
聞いてねー・・よな・・
まぁ いいや
寝られたのなら
電気消してあるか?」
「・・・うん・・」
「目、つむって」
「・・はい・・」
「思い出して
俺が後ろからぎゅって
してるとこ」
「うん・・・」
「俺が、エミの髪に
顔をすりよせるとこ」
「・・・・・」
「エミの背中に
ぴったりくっついてるとこ」
「・・・・・」
「大丈夫だよ
明日には帰るから」
「・・うん・・」
「落ち着いたら
そのまま寝ちゃえよ」
「うん・・もっとお話して」
「あぁ。
俺が耳元で
タバコ吸ってるの思い出して」
「・・・・」
「時々
タバコの煙を吐いたあと
エミの耳にキスするよな・・俺
耳の上に
髪があるんだけど
その髪の上から
耳をさぐるのが
好きなんだよ
エミがパジャマになってたら
下着つけてねーから
胸さわんのもいい
バイト始めた日に
エミが振り向いて
俺に抱きついたろ?
俺さ
あん時
めちゃくちゃ
うれしかったんだぜ
ほんと
泣きそうなくらい・・・」
「・・・・・・・」
「エミ?」
微かに寝息が聞こえた
寝ちゃったか
最後の俺の告白は
聞いてねー・・よな・・
まぁ いいや
寝られたのなら