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捨て犬
第20章 涙出てきちゃいました
「あらぁ~エミちゃん
今日はカズマくんと
一緒でいいわねぇ~」


パン屋に着くと
エミを見つけた
萩原のおばさんが
声をかけてくれた

本当にいい人。

エミも
萩原家族には
とても懐いてて
ココは居心地がいいみたい
パン屋にいる時の
エミの表情は
いつも穏やかだ


「さっき萩原に会って
おばさんが
俺に頼みたいことあるって
言ってたんですけど…」


「あら〜わざわざありがとね〜
実はクリスマスの
ことなんだけど・・・」


萩原のパン屋では
クリスマスのケーキも
売っている
ほとんどが予約だが
予約じゃないケーキも
店の前で毎年売ってるんだ

それで
忙しいクリスマスイブに
エミにバイトに
来て欲しいらしい

「そんなの全然OKですよ」

「助かるわ〜〜
あとね、もう一つ
お願いがあるんだけど
あのね…」


萩原のパン屋は
クリスマスイブに
店の前でケーキを売ってるんだ。
売り子は毎年萩原。
けど今年は仕事でできないらしく
その売り子を
俺にバイトしてもらえないかって
話だった。

どうせエミも仕事でいないなら
同じパン屋に
エミといた方がいい
そう思って
俺も即OKすると
おばさんは
手を叩いて喜んでくれた

よかった

なんか
ちょっと
恩返しできた気がして
うれしい


あ、でも確か…

去年
店頭に立っていた萩原は
サンタクロースの
格好をさせられていたような……

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