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捨て犬
第4章 名前、どーする?
そんな感じで
俺とヤツの
二人暮らしがスタートした


遅い昼飯だか
早い晩飯だか
よく分からない時間に
カレーを食べた後

俺は
風呂に入ってビールを飲んだ



「なぁ、お前さ・・何歳?」


「………」


「未成年ってくらい
言わなくても分かってっから
正直に言っても追い出さねーよ
何歳だ?」


「…19……」


「あはは(笑)ホントは?」


「……16」


「あっそ。
中学生じゃなくてよかったよ(笑)
お前さ、ちっちゃいな」


ヤツは
かなり背が低くて華奢だ


「うん」


あんま、食べさせて
もらえなかったのかな…
子供ん時から。

セックスは
させられてたのに…


どんな親だよ



「名前、どーする?」


「決めて・・」


「あぁ…どうすっかな~」



ん~…そうだなぁ~

お前の笑顔
見てーな

全く笑わねぇ
お前の笑った顔
見たいよ俺は。


だから・・・


えがおがみたい

エがおが、ミたい・・・



「エ・・ミ・・
よし、お前今日からエミな!決定!」


理由は、言わねーけど


「うん」


「俺さ、多分もう晩飯食わねぇけど
お前、あっ…エミ…どーする?」


な、なんか
『エミ』
とか呼ぶの恥ずかしっ


「カレー」


「え?またカレー?」


「うん」


「買って来てもいーんだぞ?」


「カレーがいい」


「あっそ」




悪い気……しねーな
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