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捨て犬
第6章 もっと・・・されたい?
俺は急いで
エミの手をさすってみた
「ど、どうだ?
大丈夫か?」
「う、うん」
「うんじゃなくてさぁ
まだ痺れてんの?
どの辺?」
「指先・・」
「指先?」
あっ・・・そうだ・・
思い出した
息ばっか吐いてたら
過呼吸みたいになって
痺れたことあるって
前の彼女が言ってた
それかぁ~
びっくりしたぁ・・・マジで
「すぐに治るよ
大丈夫、心配すんな
息ばっか吐いてるから
こんなになったんだよ
ああ~ん
とかさ
声出せば
こんなになんないんだぞ?」
「うん・・」
「イク時
ちょっと声出してたじゃんか」
「うん」
「あんな風にすんの。
そんで
息吐いたら次はちゃんと息吸えよ。
わかったか?」
「うん」
「ところでさぁ、いった?」
「うん」
いや、だから
あっさり「うん」じゃなくて
なんかねーのかよぉ~
もうちっと
女の子っぽくとかさぁ
お前がイケて
俺の方が
感動してんじゃんかっ
恥ずかしい
エミの手をさすってみた
「ど、どうだ?
大丈夫か?」
「う、うん」
「うんじゃなくてさぁ
まだ痺れてんの?
どの辺?」
「指先・・」
「指先?」
あっ・・・そうだ・・
思い出した
息ばっか吐いてたら
過呼吸みたいになって
痺れたことあるって
前の彼女が言ってた
それかぁ~
びっくりしたぁ・・・マジで
「すぐに治るよ
大丈夫、心配すんな
息ばっか吐いてるから
こんなになったんだよ
ああ~ん
とかさ
声出せば
こんなになんないんだぞ?」
「うん・・」
「イク時
ちょっと声出してたじゃんか」
「うん」
「あんな風にすんの。
そんで
息吐いたら次はちゃんと息吸えよ。
わかったか?」
「うん」
「ところでさぁ、いった?」
「うん」
いや、だから
あっさり「うん」じゃなくて
なんかねーのかよぉ~
もうちっと
女の子っぽくとかさぁ
お前がイケて
俺の方が
感動してんじゃんかっ
恥ずかしい