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捨て犬
第6章 もっと・・・されたい?
すると
エミも俺の動きに合わせるように
腰をくねらせ始めた


しかも


絶妙に。


そーか…


エミは
ずっとマグロだったけど
セックスは多分

俺より
めちゃくちゃやってるハズ


ヌチッ
ヌチッ…ヌチッ…


2人の動きが激しくなると
どんどん
いやらしい音が俺を興奮させる


あぁ…気持ちい…


なんだよ
その腰の動かし方

気持ち


よすぎ



俺はもうキスなんて
してられなくなって
エミの尻をつかんで
激しく上下に揺さぶった



「あっ…あっ、あっ、あっ

エミ…エミ………エミ…」



好きって言ってしまったら
名前が呼びたくて
たまらなくなって
俺は何度も
エミの名前を呼んだ


知ってるよ俺
保険証見たから
お前の本当の名前も
生年月日も住所も


でも

もう


お前はエミでいいんだ



「エミ・・・エミ・」



その時だった



「ぁ……んっ、あっ……」


エミが
甘い声を出した



「エミ…うっ、気持ちい…エミ…エミ…」




もーだめだ


エミの甘い微かな喘ぎと
絶妙な腰の振りで

俺は
一気に発射感が増してきた


けどだめだ

エミをもっと
狂わせたい


エミを
もっと
気持ちよくさせたいんだ


俺を股がるエミを
優しく後ろに寝かせて
一度エミから離れ
落ち着きたくて
俺は
大きく息をはいた



そして

また

エミの脚を押し上げて
奥まで何度も
腰を打ちつけると

エミはコツを覚えたのか
遠慮がちながらも声をあげる


なぁ



俺たち

セックスしてるよな



ふと

そんなことを
思う


こんな熱くなってんのに
どこか
俺は冷静で


でも
気持ち良さは
半端なくて



俺は大汗をかいていた




「……くっ…んんっ…」




そして俺は


結局
落ち着くなんて
できないまま


エミの腹を白く汚していた



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