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第13章 クリスマス
ボクサーパンツを全て脱がし、また股間に顔を近づける。
唾液を垂らし、ぬるぬるになったその先端を指でなぞる。
ピクッピクッと反応するソレが、なんだかかわいい。


唇を近づけ、先端を挟む。
同時に舌でゆっくり刺激する。
頭の上で、だんだんと前田課長の息が荒くなってくるのがわかる。

一度口を離し、根元から裏筋へかけて舌を這わす。
何度も往復させていくと、前田課長が小さく声をあげた。

左手で傍の袋を触り、根元まで咥え込んだ。
舌を絡めながら上下させると、ジュブジュブと音が響く。

「んあ…気持ちいいよ…」
その間も変わらず、前田課長の手のひらは亜沙子の髪の毛をゆっくり撫でている。

前田課長を見上げると、眉間に皺が寄っていた。
少し苦しそうにも見えるその表情…、きっと気持ち良くなってくれているに違いない。


亜沙子はワンピを着たまま、前田課長も上半身はシャツを着たままだ。
暖房は弱くしかつけていないが、かなり汗ばんできた。

亜沙子は口を離し、前田課長のシャツの残りのボタンを外す。

「わたしも、脱いで良いですか?」と聞いてみる。
「えー、脱いじゃうの?」
「だって…暑くて」
「残念」

そう言いながら、ワンピの裾を持ち上げる。
「着せたまま、挿れたかったんだけどなー。今度、会社で着たまましよ」などと言いながら。

さっき自分でタイツを脱ぐ時はかなり恥ずかしかったけど、あまりの暑さにそれどころではないとすぐにワンピを脱いだ。

「ブラもかわいい」

前田課長が胸元に沈む。
その動きに合わせてゆっくり押し倒され、前田課長の硬いモノが亜沙子の敏感な部分に触れる。
ぬるりとした感触が、これから起こることを想像させ、お腹の奥がきゅんとなる。


「あん…っ」
「えろい声。亜沙子…挿れていい?」
「うん、欲しい…」

前田課長がベッドサイドに手を伸ばし、小さな包みを取る。
素早く装着させ、また身体が覆い被さった。

そのまま、前田課長の腰が沈んでくる。

「ひゃんっ…ああ…っ」
「うっ…ん…暖かい…」

手のひらで亜沙子の顔を包み込み、ふたりの熱い吐息が絡み合う。

「亜沙子…」

切なげにも聞こえる、前田課長の声。
ゆっくり、ゆっくり…けれど奥深くに熱くて硬いモノが入ってくる。
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