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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第12章 もっと深い トコロ で

スミヤに飲まされた紅茶は、彼女の思考と、そして身体──その両方ともに効果があった。

だから頭がぼうっとして抵抗できないし、素肌に指がかすめるだけでゾクゾクと感じてしまう。

「ァ…// ぁ、ぁ…! 」

「可愛い声が漏れてきたね」

スミヤは彼女の下着を外そうとはせず、色っぽく微笑しながら身をかがめていく。

ミレイの身体は引き締まっていて…胸だって小さい。

それでも十分に柔らかな谷間に唇を寄せて

チューっときつめに吸い付いた。


「‥ぅ‥あン!…‥ぁぁ‥、はぁ…っ」


ズグンと重たい感覚が、彼女の身体にかかる。

ミレイの身体は悦びに震えた。

例えるならば胸の奥の、一番深いトコロを吸い出されてしまいそうな…。


「…もっともっと…聞かせてほしいな」

「…フ‥‥う、う‥…アっ」

「──…僕に溺れてる証拠だ」


吸い付いた場所が紅く変色していくのを満足げな瞳が見守る。


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