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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第18章 not genius, but....



───


「株式会社 DK-mind の本社ビルに来ています。

ご覧のように、警察による市民と社員の避難が行われていますが……いぜん、ビル内部の様子は不明のままです。


──…はい、あ!ただいま、情報が入りました!


ビルにはまだ、〇〇取締役会長をはじめとした数人の社員が閉じ込められているようです。


怪我人はいないもよう──

しかし、脱出は不可能かと思われます。


警察も強行突破を考えているようですが…


社員の安否を優先させるため……」






───




「どこのビル?すごい騒ぎ…っ」

記者の話を聞きながら、ミレイはテレビ画面に注目していた。

「DK-mind…──金融系のベンチャー企業か。会長の名前にも聞き覚えがある」

ハルトも彼女と同じく、その事件に関心を示した。

彼には企業の名に覚えがあったからだ。

その会長の名前にも…。



「……ああ、なるほどな」


「何か知ってるの?」


「あのビルの中…──、カルロがいる筈だ」


「カルロさんが!?」



どうしてそんな事になっているんだろう

ミレイは意味がわからなかったが、ハルトがニヤリと浮かべた黒い笑みに、嫌な予感しかしなかった。



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