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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第21章 兄弟喧嘩

怪しげな錠剤がナカに入れられたことにミレイ自身は気付かなかった。
ハルトが入れたそれは、媚薬ではない。
それはペリームという避妊薬だった。
大きな錠剤が膣の中で溶けるまで、再びハルトは二本の指を突っ込んで掻き回す。
感じやすいところを引っ掻いたり押したりしながら、感じきるまで徹底的に──。
「…チッ」
準備が整うのを待つハルト。
彼は目の前でおこなわれる濃厚な口付けを、じっと見据え、ついに不服そうに声をあげた。
「…おいカルロ、いつまでそれしてんだ?そのままだと…こいつの声が聞けねぇだろうが」
「──ッ─…、ハァ─……、文句が、多いな」
「…ハァっ!‥ぁ、ぅ、アっ!ああ…っ…」
ハルトは二人を引き剥がしたかったのか、ミレイの腰を強めに引き寄せる。
それによってカルロの唇がようやく離れ
こもっていたミレイの喘ぎ声が夜の縁側に響いた。

