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第30章 欠けた愛を 抱きしめて

「…ﾊｧ…ﾊｧ……っ」

「誰が…止めろと言った？」

ぐったりとしたミレイは体力が尽きた様子で、ともするとこのまま眠ってしまいそうにも見える。

しかしカルロは許さない。


「こんなので力尽きられても、困る」

「ﾊｧ…──っ」

「ちゃんと堪えなよ。だらしなく喘いで、全身で俺を欲しがれ…」

「…ﾊ、アっ!! ──ああっ…」


彼の手が次に標的としたのは、まだ無警戒だった下半身。

股の間から入れた手で、薄いドレスの布越しに秘部を強めに押した。


そのまま ぐにぐにと指を動かしながら、ミレイが頭を振って悶える様を見下ろし、カルロが笑う。



「…このドレス…脱がせたくなると言ったが」


「ﾊｧ…、ﾊｧっ…」


「─…違うな。このままで…汚してやる。そっちの方が、いい」



ボロボロに──



「……ｸ」

「ぁ…！」


ドレスの長いスカートの、裾から腰までを一気に破る。


ビリッ、ビリッと、引き裂く音が続き、彼女の脚は外気にさらされるところとなった。


そしてカルロは
下着一枚となったその場所に再び指を……


「…ん…//」


グ ﾁｭ ．．．


「……!! ぁ、…っ」

「濡れてるな…」


湿った下着を確認して、指を縦に動かした。