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第2章 お隣

ピーンポンとチャイムが鳴り

あたしは慌てて下着をはいた

息を乱して玄関のドアを開けると

お隣りさんが立っていた

お隣りさんはニコッと微笑むとタオルを差し出した

「お隣りに越して来ました田原聡と申します」

「あっ！仁科です！宜しくお願いします」


「下の名前は？」

「え？美紗です‥‥」

「美紗さん、お昼からはしたない事をなさってるのですね？」

「え？‥‥‥」