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逢魔が時
第4章 夕闇

昼は小物を窯で焼き小物を造る
それをネットで売っていた
美紗がこの家に決めたのは庭が広かったから
此処なら窯が庭に置けた
細々と作っていたブローチやネックレス、ブレスレットなどの商品が、ネットで売る様になって、かなり売れはじめた
時々人形も焼く
それも人気の商品になっていた
昼間は何もかも忘れて作品作りに夢中になる
リビングに帰ると視線を感じた
見上げると聡が微笑んでいた
『おいて』
呼ばれれば尻尾を振って駆けて行く
蜘蛛の糸を手繰り寄せるられる様に……
美紗は聡の所へ向かった

