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逢魔が時
第6章 逢魔が時


「貴方、お茶が入ったわ」

「ありがとう」

「締め切り間近だと言っても根を詰めないでね」

「解ってるよ」

仲睦まじい夫婦の会話だった


何処から見ても……

貴婦人然とした淑女の妻の顔を……していた

良き夫の顔をして

愛妻家として世間では通っていた





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