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インスタントコーヒー
第7章 とまらない
先生は今度は細い指を
私の中に入れる。
私の中の、一番感じるところを
丁寧に撫でたかと思うと
急に指の動きを早める。
クチュクチュという水音が
いたずらに部屋に響き渡る。
擦ったり、圧迫したり
先生の指の動きがどんどん変化していく。
まただ。
身体中が熱くなって、
波に飲まれて溺れるように意識が遠のく感覚…
ああ…
先生の顔も見えない。
頭が空っぽ。
「アヤ…」
私は肩で息をしながら
無言で私を見つめる先生に
コクリと頷いた。
先生はズボンとパンツを脱ぎすて、
手早くコンドームをつける。
大きくそり立つ男性のシンボルは
スーツ姿のスラッとした先生からは想像もつかないくらい、大きくて赤黒くて、『男性』を強く印象付ける。
私はゴクリと唾を飲む。

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