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UnderGround
第3章 開花する蕾
小休止をとった小田はある物を持ってベッドにむかった。
ある物とは小田がSEXで必ず使う、人肌に温めたローションだ。

あのあと、奈津美はうがいを済ませただけで、ベッドでケータイをいじっている。

「大丈夫か、本当に生で出しても?」

「うん、覚悟はできてるよ」

そう言って奈津美はケータイを枕元に置くと大の字になった。

奈津美に身体を重ねる。
首筋から胸、下腹部へと下を這わせたあと、温めたローションを少しだけ手に取り、奈津美の膣内をほぐしはじめる。

「思いっきりやるからね」

小田の言葉に奈津美は口角を上げて微笑んだ。
その言葉とは裏腹に必死で破瓜に備えさせる小田の態度に笑ったのだ。

「今夜は好きなだけしていいって」

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