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雪の華~ Memories~【彼氏いない歴31年の私】
第4章 LessonⅣ 忍ぶれど
「もちろん細かい部分は違うけれど、雰囲気があのときの夢ととてもよく似ているの。まるで絵葉書で見るように幻想的でロマンチックな風景で、素敵な夢だったわ」
 現実にはその後、雪も教会も側にいた男性も跡形なく消え去り、輝はその場に一人、取り残されてしまった―。もちろん、その顛末もこの場で話す必要はない。
「ふうん、世の中には不思議なこともあるんだな」
 聡は輝の夢の話を一笑に付すことはなく、真面目な顔で頷きながら聞いてくれた。
 二人はしばらく黙り込んで、降りしきる雪の中の教会を見つめていた。輝は聡の傍らで、美しい雪の夜を記憶に灼きつけるために食い入るように眺めた。
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