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雪の華~ Memories~【彼氏いない歴31年の私】
第1章 LessonⅠ 憂鬱な夜には
重い荷物は半分にして分け合い、歓びもまた二人で分かち合う。まるで結婚式のときの牧師の言葉のようではあるが、それが紛れもない結婚のメリットではないか。心を寄り添わせるのに、容姿も勤務先も年収も関係ない。
しかし、残念なことに、世の男たち皆がそういう考えではないようだ。男は大抵、顔がきれいだとか可愛いだとか、更には胸が大きい、形がきれいだということに拘る。もちろん、結婚相手に求める第一条件がそれだという人ばかりではないだろう。が、欲を言えば、顔や身体が良いと思っている男たちは多いだろう。それは当然のことかもしれない。
女だって、たぶん、本音をいえば、男性の外見に拘りたいに違いないからだ。でも、輝は何も良い子ぶっているわけではなく、本当に夫や彼氏がイケメンであることを求めてはいなかった。もし条件があるとすれば、歓びや哀しみを分け合い、長い人生という道程を共に歩いていける人が良い。
しかし、残念なことに、世の男たち皆がそういう考えではないようだ。男は大抵、顔がきれいだとか可愛いだとか、更には胸が大きい、形がきれいだということに拘る。もちろん、結婚相手に求める第一条件がそれだという人ばかりではないだろう。が、欲を言えば、顔や身体が良いと思っている男たちは多いだろう。それは当然のことかもしれない。
女だって、たぶん、本音をいえば、男性の外見に拘りたいに違いないからだ。でも、輝は何も良い子ぶっているわけではなく、本当に夫や彼氏がイケメンであることを求めてはいなかった。もし条件があるとすれば、歓びや哀しみを分け合い、長い人生という道程を共に歩いていける人が良い。