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遅咲きのタンポポ
第13章 2年越しの想い
祥悟くんは指でゆっくりと私の蜜口を解した後、
そっと自身を当てがって、

「挿れるね」

と一言断って、ぐっと入ってきた。

「んッ」

「痛くない?」

「大丈夫…」

熱くて、身体が溶けそう。

「スゴい…蕩けそう、温かい…」

祥悟くんも同じことを考えていたみたいだった。

最初はゆっくりと。

徐々にスピードを上げて。

気持ちよくて、祥悟くんの肩にしがみ付いてしまう。

どのくらい時間が経ったのかは分からないけど、
律動の中、徐々に高みに達していき…

「はっ、あ、もう、イき、そっ…」

苦しそうに祥悟くんが呻いて、

私も、切ない、高い声で喘ぎながら。

「あっ…」
「んンッ!」

祥悟くんが、ぐっと私も抱きしめ。
私も、祥悟くんにしがみ付く。

達したのは、同時だった…
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