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遅咲きのタンポポ
第6章 遅すぎた自覚
翌日から、
武井さんと連絡が取れなくなってしまった。
仕事が忙しいのかもしれなかったけれど、
電話はおろか、メールもLINEもなしのつぶて。
LINEの既読マークだけが増えていく。
あんまりしつこくするのも嫌だったけど、
もし、武井さんが、無理強いしてしまったと後悔しているのなら、せめてその誤解だけでも解きたいと、
私の想いを伝えたいと思って、連絡を入れ続けた。
LINEやメールでうまく伝えられる気がしなくて、
連絡取りたい、っていうだけの内容になってしまって。
武井さんに限ってそんなことはないと思いながら、
もしかしたら魔がさしてキスしただけなのにウザいオンナと思われてるんじゃないかなんて思えてきて、悲しくなった。
武井さんと連絡が取れなくなってしまった。
仕事が忙しいのかもしれなかったけれど、
電話はおろか、メールもLINEもなしのつぶて。
LINEの既読マークだけが増えていく。
あんまりしつこくするのも嫌だったけど、
もし、武井さんが、無理強いしてしまったと後悔しているのなら、せめてその誤解だけでも解きたいと、
私の想いを伝えたいと思って、連絡を入れ続けた。
LINEやメールでうまく伝えられる気がしなくて、
連絡取りたい、っていうだけの内容になってしまって。
武井さんに限ってそんなことはないと思いながら、
もしかしたら魔がさしてキスしただけなのにウザいオンナと思われてるんじゃないかなんて思えてきて、悲しくなった。