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一緒に帰ったあとは…
第5章 月に 一回…
大輔は ソファーから 立ち上がり
部屋の隅っこに しゃがみこんで、人差し指を
床に 立てて イジイジしながら…小さい声で…
大輔
『…あれは、ノーカウントだよな~…
楽しみに してたんにな〜…悲しいな~』
大輔は、優香の 方を チラチラ見ながら
言って、優香が こっちを見ると 床に目を向ける。
これは、もともと 優香が 大輔に 甘えたい時に
よくやっていた 行為を 大輔が パクって使っている。
優香
『人のパクンなっ…(笑) そんなに、行きたいん?
あっ…大ちゃん… 珈琲…おかわり(笑)』
大輔
『…あい…』
大輔は 優香に 珈琲をいれて また 部屋の隅っこに
しゃがみこんで、 イジイジし始める。
優香は 珈琲が 少し冷めるまで 冷静に
大輔の イジイジを 眺めてから…
優香
『はぁ〜…わかった…ただし、大ちゃんが
週末まで 我慢できたらね。』
大輔
『え?我慢って?』
優香の 出した 我慢は 大輔にとって 拷問に
近いものだった。