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第10章 人魚の即席ビキニ

小学6年生の時だったか
少年マンガに描かれた
黒いビキニのお姉さんに魅入られた

お姉さんといってもそれは当時の感覚で
設定は同じ小6だったような記憶がある
ただ
くびれた腰と溢れそうなバストが描く
グラマラスなラインは
同級生には見当たらないものだったのだ

中身もさることながら
両腰で結ばれたパンツに興奮を覚えた

紐パンというかサイド紐水着というか
水着に紐がつけてあるのではなく
水着生地の端を結んであるタイプに見えた

あの結びを解いたら…
などと小６ながらHな想像を巡らせた
さらに
テレビで
ビキニのお姉さんが
ブラの紐を外してうつ伏せで砂浜に寝そべる
ドラマかCMの場面があり
幼な妄想が膨らんで
それを具体化するために絵を描いていた

まずは冒頭の
グラマラスなビキニのお姉さんが
砂浜に仰向けに寝そべっているところをメインに
うつ伏せなのを上から姿
次にテレビで観たようにそのうつ伏せ姿で
ブラ紐を解いて両側に伸ばして描く
…
ついでに下も両方ほどいて開き下に敷くと
お尻は丸見え…全裸の後ろ姿
そうなると仰向けも…とすると
単なる全裸のお姉さん…
参考が少年マンガなので
乳首、アンダーヘア、お股の縦スジは無し…
これはこれで興奮するけど
ビキニの味は無くなる…
そこで
ビキニのラインを描いて
その外側を鉛筆で黒く塗ると
ビキニの型に日焼けした全裸で
その痕を焼いているというシチュエーション
これは興奮倍増だった
さらに横へ脱いだ水着を描くと臨場感が増した

せっかく紐水着なので
紐を解いて脱いだ形に描いてみると
ブラは並んだ三角の両頂点に首紐と
両側から延びる背中紐でブラらしいが
パンツの展開図はカタカナの『エ』か
頂点で繋がる二つの三角形になって
パンツらしさが無くなってしまうので
結びは解いて拡げずに描いた

しかしながら
パンツの展開図から
三角の布２つの頂点どうしを結ぶと
紐パンができる事に気付いた

そしてもう少し大人になって
エロ知識が増えると
下の結び目のコブが
アソコをグリグリ刺激する妄想へ成長した


前置きが長くなりましたが
そんな妄想ストーリー
彼女視点でまいります