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妄想H短編集
第19章 姉のロタオナ
3つ上の姉は女子高に通っていて今日は友達が遊びに来ていた
その友達というのが美人でスタイルも良く読者モデルにもなっていてこの辺りでは有名だ
僕も彼女のファンの一人
何度か会ったが思わずポーっとしてしまう
今日は遭遇するタイミングがなかったので
せめて残り香を求めて
姉達が出掛けた隙に姉の部屋へ入り
彼女の甘い香りを堪能していた…

トントントン
階段を上ってくる足音がする!
もう帰ってきた?!
見送りに出ただけだったのか?
ヤバいっ!
部屋に入ってるのバレたら怒られる!
今出たら鉢合わせだし
取り敢えず隠れなきゃ…
っと
机の下に潜り込んだ!!
意外と奥が深くて
覗き込まれなければ大丈夫そうだ
ガチャ
扉が開いて姉が入ってきた

ゲッ、こっちへ来る!
見つかった?!
ヤバイ!椅子を引いて

座った

良かった〜気付かれてないようだ

このまま息を潜めておいて
姉がトイレにでも行った隙に逃げよう


目の前に姉の脚がある
中学までは色々とスポーツをしてたのでゴツく日焼けして黒かったが
高校では文化部に入ったからか
少し細くなったような気がするし
黒いハイソックスの上に出ている膝小僧も白くなってるようだ

小学生の頃ならここで脚を掴んで「バァ〜」とおどかしてたりしたけど
姉が中学に上がった頃から何だか壁のようなものができて
そういったイタズラを受け付けてくれなくなった
思春期なのかすぐ怒るし
昔から姉には勝てないので少し距離を置くようになったのだ

「…はぁ〜」
机の上から溜め息が聞こえてくる
気が滅入るなら遊びに行きなよ!
ガタガタッ
引き出しを開けて…
何か取り出したようだ
パタン
閉めた

よしよし何か知らないけどそれを持って出掛けてくれ〜
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