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シナモンロールの香りから‥
第1章 スミレとの出会い
冬の朝は さすがに空気は冷たいが

澄んだ空気が身体中に流れる。

陽が差し始めると背中に当たる ほのかな暖かさが心地いい。

陽が当たる場所を狙って歩いた。

前から気になっていたレトロな雰囲気の喫茶店。

コーヒーの香りが外まで漏れている。

古びたドアを開ける。

カランカラン🔔

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