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第2章 おにーちゃん、授業中のお仕置き。

「海…に、と…ってぇっ」


「ダメだよ。お仕置きだもん」


「ん、やっ…―っは、んっ」






がくがくと、自分の体重を支えられなくなった足は震える。


ペタンと床にへたりこむ。





すると、
海にいもしゃがみこんであたしと目線を合わせた。








「こんな表情（かお）で、おかーさんとおとーさんと朝ごはん食べられないね。それに、今日は学校だよ？」











意地悪な言葉に、意地悪な目で、笑った。