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親近相姦
第2章 おにーちゃん、授業中のお仕置き。
数学の時間。
あたしは窓側の席のため、苦手な数学のときはいつも景色を眺めていたりする。
「(………あ、海にいが見える)」
校舎は違っても、窓からは三年教室が丸々見える。
海にいの組は分からなかったため、あまり三年校舎を見ることなんてなかったのだが。
ああ、そっか。
この頃海にい席替えしたって言ってたし…女の子たちがこの教室に来て窓を見てキャアキャア言っていた理由が分かった。
すると――――――――――
ヴィィィィィィィィッ
「!?!?!?!?」
ビクンッ―――――
危うく声が出そうになった。
バッ、と窓の外を見やると…
「そ・ら」
パクパクと声を出さずにあたしを見ながらしゃべる海にいがいた。
その顔からは、悪だくみをしたそうな笑み。