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親近相姦
第1章 おにーちゃん、はじまりのはじまり。
何度も何度もあたしの弱いところだけを攻めたてる。
海にいの、昼の顔は…―――――「王子様」
でも夜の顔は…―――――「悪魔」
夜の顔はあたしだけが知っている。
あたしだけの海にいだということも、ちゃんと知っている。
「指、いれてほしい?」
身体中が海にいの唾液に染まる。
「ほしい?ほしくない?どっち」
あたしは奴隷のように、ただただ海にいを求めた。
「ほ……、ほし、ぃ―――」
にぱ、
ひどく可愛らしい笑顔に、今までどのくらいの女の人を惑わせてきたのだろう。