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淫ら
第12章 12.
シャワーを浴びた後、ソファに座っていると圭一が言った。
「こういうおもちゃって使ったことある?」
ホテルによくある、ローターやバイブの自販機だ。
「んー、あんまりない…かな?」

「え、なに、微妙な返事。」
圭一はニヤニヤしている。
ローターは経験があるが、バイブの方は使ったことがない。
今までの相手が使わなかったのもあるが、私としてもそれほど興味がなかった。

圭一は「ちょっと試してみようよ。嫌だったらすぐやめるから。」
と言い、結局ローターとバイブを買った。
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