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アタシのユキちゃん
第2章 消えて
ユキちゃんは私の学科の一つ下。
今日は一緒にお昼ランチの筈。
だったのに
『…?』
あらん?
いつもなら先にいる筈の中庭にユキちゃんがいない。
気になってユキちゃんのクラスへ。
「あ、一騎様ぁ!」
『ねぇユキちゃんは?』
「あれ?一騎様の所に行かれませんでしたかぁ?」
え?
『来てないわよ?』
「…あれ?早退でもしたんですかね~?」
不思議そうに首を傾げる女の子達。
どういう事?
とりあえずユキちゃんにLINEを送ろうとすればメッセージがあると通知が