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サイドストーリー5
第10章 恋人宣言
山形弁(置賜地方)

「こごんどご せわしねくて 構ってやらんにぇくて わりごどなぁ」

右手が ゆっくりど わだしのおぺぺさ おっでくる

「ん・・・・っっ」

水でんね ぬめりのながば ゆっくりど 中指がわだしのながさ へってくる

「おめは 三浦さんど 遊んでだっけげんど な?」

ほのこどばのどぎ 私わだしのながで指が曲がって 身体がビグンと跳ねだ

「やんだ・・・ぁ」
「やめねず。おめは 俺んなだ」

「正直、今日 おめが三浦さんど一緒にいるんでねぇがど思って しごどさ集中でぎねがったず」

「あ・・・ぁぁ・・・ぁ」
「こごさ 一人でいでけで おしょうしな」

直哉はわだしの顎ば たがって 無理やり うっしょば向がせで
ほのこどばのあどに キスばした

「葵、俺のごど 好ぎって言えず」
「す、すぎぃ」
「直哉、大好ぎだずぅ」

わだしの言った ほのごどばさ 直哉が満足そうに笑った

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