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サイドストーリー5
第15章 田園シンデレラ
「だから、今日の午後はあんなに仕事を急いだの?」
そういう私の身体中をなでる。
「へぇ。仕事が違うって気が付いたか?
響子もだいぶ使えるようになったな」
「もうっ!」
怒ってお湯をバシャッと豪の顔にかけた。
「おい!」
そう言いながら、濡れた前髪を右手でかきあげるしぐさはやけに色っぽい。
「明日は昼前から雨だから、畑仕事は休む」
「え?そうなの?」
「あぁ。朝に虫の駆除だけ俺が一人で行く。
後は今日の分も終わらせたから大丈夫だ」
「え?虫パトロール?私も行くよ」
そういう私に、片方の眉毛をあげてニヤッと笑った。
「明日は休むつもりで、今日の夜思いっきり可愛がってやる」
「え・・・・」
「お前、俺が本気出すと朝起きられないだろう?」
「・・・・」
「だからここのところ思い切り抱いてないからな」
「・・・・」
「今日はずっと可愛がってやるよ。
朝、起きられたら一緒に行こう、なぁ?」
「・・・・ばか」
笑いながらそう言うから。
私は柄にもなく赤くなって、豪の肩に顔を隠した。
END***
そういう私の身体中をなでる。
「へぇ。仕事が違うって気が付いたか?
響子もだいぶ使えるようになったな」
「もうっ!」
怒ってお湯をバシャッと豪の顔にかけた。
「おい!」
そう言いながら、濡れた前髪を右手でかきあげるしぐさはやけに色っぽい。
「明日は昼前から雨だから、畑仕事は休む」
「え?そうなの?」
「あぁ。朝に虫の駆除だけ俺が一人で行く。
後は今日の分も終わらせたから大丈夫だ」
「え?虫パトロール?私も行くよ」
そういう私に、片方の眉毛をあげてニヤッと笑った。
「明日は休むつもりで、今日の夜思いっきり可愛がってやる」
「え・・・・」
「お前、俺が本気出すと朝起きられないだろう?」
「・・・・」
「だからここのところ思い切り抱いてないからな」
「・・・・」
「今日はずっと可愛がってやるよ。
朝、起きられたら一緒に行こう、なぁ?」
「・・・・ばか」
笑いながらそう言うから。
私は柄にもなく赤くなって、豪の肩に顔を隠した。
END***