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第1章 1.エレベーターでの再会

「健太先輩ですよね？」

「？！なんで僕の名前わかるんですか？」

「同じＮ高出身なんです！突然声をかけてすみません。
ずっと隠れファンだったんで、思わず声をかけちゃいました。」

「ははっ！隠れファンって、僕はそんなにもてなかったし、目立たなかったでしょ！そう言ってもらえて嬉しいよ！今、何年生？」


”ガタッ、プシューン”
電気も消えた…。

「キャっっ」、「うわっ」


急にエレベーターの電気が消え、動きが止まってしまった。