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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第15章 ちーちゃんの夏休み♡partⅥ♡
耳元にはねっとりと淵をねぶる柔らかな舌と、吐毒と吐息で鼓膜を犯す唇…
そして鼻孔から入り込む溶けたアイスクリームのような彼特有の甘い香りが、まるでクスリでも炙ったかのように脳を痺れさせ思考を溶かす。
背中のファスナーは全開。半ば乱され、剥出しになる素肌に押しあてられる彼の胸板は固く、密に重なる肌は汗ばむ自分のもとの同じくらいに熱い。
「…じゃあまた、始めからだ♪」
「ヒャ、う…」
その表情までは伺えないものの、湿気と熱が籠った布のなかで右手の中指の腹に掬った蜜を乗せた彼が隣で笑う気配がする。
その拍子に赤く熱くなった耳にフッ…っと息が掛かり、ピクリと肩が跳ねたと思ったら全身が硬直した。
「ここは早乙女邸。つまり、葵くんちなんだよ…」
「ヒぁあ、んッ…!!」
徐にショーツの上から差し込まれた聖くんの左手の人さし指と中指が、ヌメリのうえの柔かな裂け目を目一杯に押し広げた。そこにもう片手の中指がやってきて、皮を剥かれ露わになった赤い実へとダイレクトな刺激を与え始める。
「んぅゥ…、あぁッ…や、あぁ…」
「…ダメだよ?葵くんをそんじょそこらの顔がよくて口がうまい、ただのチャラーい美容師だなんて思ってちゃ大間違いなんだから」
ヌルリと掬った蜜を塗りつけられる感覚を皮切りに、クリクリと押し潰されるそこにビリリと電流が走り込む。