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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第15章 ちーちゃんの夏休み♡partⅥ♡
…───
…─ちゃん…
「…ちーちゃん」
…耳に届く優しい声が、遠くからアタシをまた此処へ呼び戻す。
─あぁ、アタシ…
落ちていた瞼を持ち上げれば、そこには愛おしそうな眼差しで頬笑む栗色の瞳…
と……
「…まーだ、ダメだよ?」
耳にするそんな声に再び揺さぶりを掛けられれば、途切れていた記憶を繋ぎ合わせる間も無く…
「イッ────…」
─アタシは…また…
「…ッ…ぁ、ぁあっ、イッちゃうか…ら、アァ───!!
…──ハァ…、は…ぁァ、んッ…」
…あれからどのくらい時間が経った?
最初に彼に首を縦に振った瞬間から、延々と果て続けているアタシは、時間の感覚などはもうとっくに失くしてて。
だって何度も何度も導かれるその瞬間は、一瞬のようでまるで永遠のよう…。
そんな永遠のような一瞬を繰り返し体感し続けるアタシはこうして彼の腕のなかで啼き乱れながら…
─また、
「っ…────」
イキ…果てる…。
「ハァ…そのイキ顔、ホント…クセになる…」
向き合った座位で上に乗せられて…
「…でも完全にオチるのはせめてオレがもっと満足にイッてからにして?」
下から貫かれながら度々手放してきた意識を、波紋の様に次から次へとやって来る絶頂の波に連れ戻されてを繰り返して…。