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他人の妻、親友の夫
第1章 禁断の目醒め
責める手を休めずに理依が志歩の方に目を向けた。

『ごめん、志歩……』

その目はそう語っていた。

「いやっ……」

志歩は首を振り、理依にお願いする。

しかし彼女は志歩の知ってる優しい先輩ではなくなっていた。

膨らむ丸頭を口に入れ、激しく舌で転がす。
その上で血管を浮き上がらせる肉芯を激しく擦った。

「っ……あぁっ!!」

海晴が大きく呻く。
身体を捩ってはいるが、逃げようという意思は感じられない。

「イカないでっ!! イッちゃ駄目っ!!」
「んなこと言われてもっ……」

不可抗力だと言わんばかりに首を振る。

「あっ……ちょっ……ううっ!!」

海晴がダンサーらしくしなやかに身体を反らし、ブルブルっと震えた。

「か、いせいっ……」

射精してしまった……
先輩の口の中で……

言われなくとも分かった。

自分でもなんの感情だか分からない涙が溢れ、つつーっと頬を伝い落ちていく。
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