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社内恋愛のススメ
第11章 episode 3 ープロポーズー
「なぁ宮本、お前プロポーズってした?」
「何だよイキナリ。」
今、同期の宮本を呼び出し、2人で呑んでいる。
「真逆急に結婚願望でてきたなんて言うんじゃないだろうな?北川、生涯独身のつもりだったんだろ?
家庭に縛られるなんて真っ平ゴメンだって言ってたじゃないか。」
「…結婚したい女ができた…」
「ヘェ、意外だなぁ。どこのどんなコだよ。頑ななお前の心を開いたのは」
焼酎のお湯割りの中の梅干しをマドラーで潰しながら、宮本がニヤニヤと口角を吊り上げる。
「ソレは言えない。ただ、その、ナンだ…女の喜ぶプロポーズってどんなんなのかな、と思ってさ。昔のドラマくらいでしか見たことないし…」
「そんなん人それぞれだろ。サプライズがいいってコもいれば、どストレートの直球がヒットするコもいるだろうしな。」
「宮本は?どんな感じだった?」
「お前の相手が誰か教えてくれたら俺も教えてやるよ。」
宮本はお湯割りを一口飲み、横目でコッチを見た。
「何だよイキナリ。」
今、同期の宮本を呼び出し、2人で呑んでいる。
「真逆急に結婚願望でてきたなんて言うんじゃないだろうな?北川、生涯独身のつもりだったんだろ?
家庭に縛られるなんて真っ平ゴメンだって言ってたじゃないか。」
「…結婚したい女ができた…」
「ヘェ、意外だなぁ。どこのどんなコだよ。頑ななお前の心を開いたのは」
焼酎のお湯割りの中の梅干しをマドラーで潰しながら、宮本がニヤニヤと口角を吊り上げる。
「ソレは言えない。ただ、その、ナンだ…女の喜ぶプロポーズってどんなんなのかな、と思ってさ。昔のドラマくらいでしか見たことないし…」
「そんなん人それぞれだろ。サプライズがいいってコもいれば、どストレートの直球がヒットするコもいるだろうしな。」
「宮本は?どんな感じだった?」
「お前の相手が誰か教えてくれたら俺も教えてやるよ。」
宮本はお湯割りを一口飲み、横目でコッチを見た。