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第1章 社内恋愛なんてしたくない

出産を考慮すれば結婚も視野に入れる歳、でも相手を積極的に見つけようとも思わないし、正直面倒臭い。

結婚したとして課題山積な気がしてならない。

私は正直家事が得意ではないし、家庭にこもって家事を完璧にこなすというのはどうも性に合わない。

かといって家事と仕事を両立するには今より拘束時間の短い仕事に転職するか、理解があって家事分担してくれる理想の男性を見つけるしかない。

どちらも高すぎるハードルだった。

その高さの前に怖気付いて、二の足を踏んでいる、まさにそういう状態。そろそろ試合放棄のジャッジが下ってもおかしくない。